巨額の負担は市民に跳ね返る!なぜ「市民説明会」すら拒むのか?
〜請願第16号「一般廃棄物処理基本計画見直し」委員会のリアル〜
市民の皆様、日頃より温かいご支援と市政への貴重なご意見をいただき、心より感謝申し上げます。
こんにちは。飯塚市議会議員のかねもと芳雄です。
飯塚市のごみ処理の未来と、将来の市民負担を左右する「一般廃棄物処理基本計画の見直し」。
なぜ、この計画の見直しがそれほど重要なのでしょうか?
それは、この飯塚市が決定する計画(ごみ排出量など)が大元となり、それに基づいて広域組合(県央組合)が今後の巨大なごみ処理施設の規模や工事費を決定するからです。いわば、将来のごみ袋代や税金投入といったすべての財政負担の「根っこ」にあたる極めて重要な計画なのです。
だからこそ、市民への丁寧な説明やオープンな議論が必要不可欠です。
しかし、市民団体から提出された「循環型社会の形成に向けて市民説明会を開き、意見を聴いて共に計画を作ってほしい」「ごみ処理費用が市民の生活を脅かさないよう、概算を示した上で検討してほしい」という至極当然の請願(請願第16号)について、令和8年6月24日、私が所属している協働環境委員会で審査が行われた際、見えてきたのは市民の方を向いていない行政と、議論を拒む議会多数派の姿でした。
1. 委員会でのリアルなやり取り:見えてきた行政の「本音」と「無計画さ」
審議では、私(兼本)や江口議員が、市民への丁寧な説明と、広域連携における根本的な問題点を強く質しました。
💡 【質疑の攻防①:市民説明会を頑なに拒む行政】
江口議員:「住民説明会をやらないと言ったが、ごみは生活そのもの。回収方法やごみ袋が変わるかもしれない。説明して意見を聞くのは必須ではないか!」
環境対策課長:「見直しであって新たな策定ではないため、住民説明会を開催する予定はありません。(HPや回覧等で紙の意見募集にとどめる)」
江口議員:「一方的につくって『ネットに載せているから見てね』はあまりに乱暴だ。基本計画に『市民と協働』と掲げているなら話をすべきだ!」
許斐副市長:「数値の見直し等に関しての市民意見は、意見募集(パブリックコメント)という形で対応していきたい。」
🔴 【質疑の攻防②:かねもとの追及〜協議なき独走と順序の逆転!〜】
兼本(私):「1人当たりのごみ排出量も、関係市町(飯塚市・嘉麻市・桂川町)で全然違う。先に『こういう方向でいきましょう』と2市1町で事前に協議・共有した上で見直しを進めるのが当然ではないか!」
環境対策課長:「政策については本計画がベースなので、見直しに伴って具体的な施策が出てきた段階で、2市1町の担当課長会議等ですり合わせを行いたい…」
兼本(私):「見直し案が出来上がった『後』にすり合わせを行っても、何の意味もない! 飯塚市だけ先行して見直しても、ほかの自治体とズレが生じたら計画の整合性が崩れてしまう。先に2市1町で施策の方針や共通の方向性を決めてから見直すのが筋であり、今のやり方はスケジュールも考え方も完全に真逆だ!」
兼本(私):「また、ホームページに案を載せるだけでは、市民は何を見てどう意見を出せばいいか分からない。例えば市長や部長が自ら出演して説明する動画をYouTubeで配信すれば、通勤中や24時間いつでも市民が見られる。そうやって広く周知する努力を前向きにやるべきだ!」
環境対策課長:「意見を踏まえたところで検討したい…」
2. 答弁から浮き彫りになった「重大な暗部」と「市民無視の進め方」
組合議会(令和7年11月26日)において、武井政一組合長(飯塚市長)は「物価高騰やごみ減量に応じた計画の見直し」を華々しく発表し、公募のやり直しを表明しました。
しかし、その足元(飯塚市議会)で判明したのは、関係自治体との協議も、市民への説明すら拒否したまま、数字をいじるだけの“ポーズだけの見直し”で巨額の税金を使おうとしているという悲惨な実態でした。
今回の質疑応答を通じて、極めて深刻な行政の姿勢が浮き彫りになりました。
①「ずいぶん前から動いている計画」なのに事前の十分な協議・すり合わせすら行われていない驚愕の実態
新ごみ処理施設計画は何年も前から進められている一大事業です。にもかかわらず、いまだに関係市町(2市1町)とごみ減量や方針に関する事前の十分な協議・すり合わせすら行われていないことが、今回の質疑ではっきりと判明しました。事前のすり合わせもなしに「飯塚市単独の数値」だけをいじろうとする姿勢は、あまりに無計画と言わざるを得ません。
② スケジュール優先で「形だけの見直し」に終始する危惧
行政の狙いは、関係自治体との調整や市民との対話を省き、「とにかく早く手続きを進めたい」がために、数字を少し書き換える程度の「形ばかりの見直し」で済ませようとしているのではないかと思ってしまいます。だからこそ、手間も批判も発生する「市民説明会」を頑なに拒絶するのではないでしょうか。
③ 市長(組合長)が突き進む「市民置き去りの巨大事業」
武井市長は広域組合の組合長として、外向けには「計画の見直し」を華々しく発表しました。しかし、その足元で行われているのは、市民の意見を一切聴かず、関係自治体との整合性すら後回しにした「市民完全無視の突貫工事」です。 このような雑で拙速なプロセスで進められた結果、何百億円という巨額の税金が投入され、最終的にその重いツケ(税負担やごみ袋代の値上げ)を払わされるのは、他ならぬ飯塚市民なのです。
💬 「ポーズだけの見直しで巨額の税金を使おうとしている」——なぜそう言えるのか?
【行政の答弁(動かぬ事実)】 武井組合長(市長)は表向き「社会情勢の変化に対応した見直し」を掲げていますが、市議会の質疑では行政側が以下の通り明確に答弁しています。
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「市民説明会を開催する予定はない」(ネットや回覧等の意見募集にとどめる)
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「(関係市町との協議は)見直しに伴って具体的な施策が出てきた段階で行う」(事前の方向性すり合わせを拒否)
【論理的な導出(見えてきた実態)】 ごみ処理の根幹である「関係自治体との事前の方向性共有」すら怠り、一番の当事者である「市民への直接説明」まで拒否し、ネット上に紙の案を公開するだけのプロセスで進められる見直しが、「実効性のある丁寧な再設計」になり得るはずがありません。
つまり、行政自身の答弁を辿っていくと、実態は単なる“ポーズだけの見直し”であり、市民を置き去りにしたまま巨額の税金が投入されようとしている悲惨な構図が客観的に浮かび上がってくるのです。
3. 討論なし・数の力で押し切る「馴れ合い議会」の闇
質疑の終結後、江口議員からは「ごみ発生抑制や市民協働という方針に合致しており、採択すべきだ」と賛成討論が行われました。
しかし、なんと反対派の議員からは「なぜ反対するのか」という理由(反対討論)が一言も語られないまま採決に入り、多数派の挙手によって『不採択(否決)』とされました。
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関係市町との調整も市民への説明も後回しにする行政
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なぜ反対なのか理由すら市民に語らず、数の力で黙って潰す議員たち
議会が行政のチェック機能を失い、お互いに顔色を合わせる「馴れ合い構造」がここでも浮き彫りになりました。
おわりに:かねもと芳雄の決意
「市民や関係自治体の意見も聞かずに計画が進み、後から巨額の負担だけが市民に押し付けられる」——このような不条理を、私は絶対に許すわけにはいきません。
税金の無駄遣いを止め、市民の皆さんが納得できる透明な市政を取り戻すため、私はこれからも戦ってまいります!
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当日の質疑の様子は、👇の動画からも直接ご覧いただけます。

